王国へ続く道　奴隷剣士の成り上がり英雄譚

若い奴隷剣闘士の物語だ。地下の闘技場で育った彼は、自分の過去やここに来るまでの経緯を知らない。ただ、彼の名前はエーギルで、彼は強いということだけを知っている。ある日、彼はボスを殺し、闘技場から脱出し、傭兵団の新人として加わる。ある任務で、彼らは吸血鬼ルーシーに出会い、彼女の人間離れした力で一団は皆殺しにされる。エーギルは殺すことしか知らないことを知ったルーシーは、彼を自宅に泊め、教育し世話をする。2年が経ち、エーギルが旅立つ日、彼らはお互いに約束を交わす。もしエーギルが王となり、エルグの森の地を所有するなら、彼女を自分の妻として迎え入れることができると。その目標を掲げたエーギルは、英雄、王、そして自分の王国を築く旅に出た。